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導入事例4

 

研修日と研修日の間の「自分と向き合う時間」が大事。

自分の軸や今後につながるヒントを自ら見つけてほしい

 
人材派遣業界

取締役 S様

 
2020年のトライアル参加からこれまで8回ご参加いただいている大手人材派遣会社で、取締役を務められているS様にインタビュー。
研修導入効果や参加者の変化などについてお伺いしました。
 

■ トライアル参加のきっかけ

 

じぶん未来クラブの別事業であるミュージックアウトリーチに子どもが参加していたご縁もあり、営業担当の方からトライアルで参加してみないか、とお声がけいただきました。じぶん未来クラブの価値観には共感していたので、不安なく送り出しました。

■ シゴトのチカラ 注目ポイント 

内省とアウトプットを繰り返すことで、内省がぐっと深まる。自ら自分の軸や今後のヒントを見つけられる

まずはDAY1からDAY3までの自分自身に関する深い掘り下げですね。ある参加者も言っていましたが、自分を掘り下げることは働いているとなかなかできない。私も外部研修を受けたりするものの、その中でも内省できるシーンはなかなかないです。

人は一度自己否定を伴う内省ができるようになると、成長を加速させることができるようになると考えています。業績などでも、良い時も悪い時も、自分でコントロールできない外的要因に論点をあてるのでなく、矢印を自分にむけて内的要因に論点を当てる事が出来る人材は勝手に成長していきます。シゴトのチカラは内省して次にどう繋げるのか、考えることを癖づけるきっかけになる研修だと感じています。

シゴトのチカラは、研修日程が飛び石になっているじゃないですか。実はそれが肝だと思っています。研修日の中身ももちろん素晴らしいけど、研修日と研修日の間の自分と向き合う時間が大事。研修日はあくまでアウトプットの場所で、それまでに自分で内省してくるプロセスがあるからアクティブラーニングになるんです。

 

自分の生い立ちや哲学、自分はなぜでここで働いているのか、改めて文字に起こす。そうやって自ら考え抜いたものに対して、意見交換するからハッとする気づきがある。気づくタイミングや内容は千差万別で、正解は当然ない。

でも自分で気づくとモノになりますよね。深く内省して、自ら自分の軸や今後につながるヒントを見つけることがこの研修の価値だと思っています。

 

さらにDAY3で大学生ナビから客観視を促す、直球のダメ出しが入るところがいいですね。大学生からズバズバ言われて、言うなればそこで一度「自己否定する勇気」を持つ経験を提供していただいていると思っています。

 

私の中では、DAY4の高校生との授業は卒業式みたいな位置付け。それよりもそこに行き着くまでの参加者が取り組むプロセスとDAY3のツッコミがいいですね。

人選は、若手で今後を期待したい人を出しています。自分の芯はあるけど、アウトプットが得意じゃなかったり、この研修をきっかけに「ぱっかーん!」と突き抜けてほしい人を後押ししたいと思っています。

既に支社長がプログラムの効果を理解しているので候補者を挙げてもらい、なぜその人を推薦するのか、対話を重ねて人選します。最近は、私は面識ないメンバーが参加することも多いですね。

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​インタビューに応えてくださったS様

■ 研修の成果/今後の取り組み

 

上司からみて「主体性が上がる、部下への接し方の変わる」などの行動変容

私自身が参加者に直接接する機会はあまりないのですが、研修直後にお礼を言いにきてくれることはあります。「こんな機会はなかなかなかった、やってよかったです」の声が多いですね。

感想を聞くと「大変だった」は返ってきますが(笑)でも逆に大変じゃないと意味がない、大変だからこそ残る研修だと思っています。

 

その後の変化については、直属の上司に話を聞くと色々感じているようです。

例えば仕事に対する主体性が上がったり、部下を気遣うような発言や言動が増える者もいれば、1週間単位で自分の活動を内省、改善を自ら行うようになるなどの変化を聞いています。(画像)

 
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​上司から寄せられた参加者の変化

社員一人一人が、より自分らしさを発揮しながら内的動機で動ける組織を目指したい

今後狙っているのは、この研修の効果やウワサを聞いて「私もぜひやりたい!」という社員が出てくる組織にしていくことです。残念ながら今はまだそうなってない。今だと参加者として指名された人は「うわ、自分に来ちゃった」と思う人が多いように感じています。それでは効果が半減してしまい、もったいない。

 

学べる機会を内的動機から「チャンス!」と当たり前のように思えるような組織にしたいです。それが、社員の「気づき」から自然発生していけるように普段から心がけています。とはいえ業績を上げるためにはティーチングが必要な時もあるので、もちろんバランスを取りながらですが。

 

一人一人が業績を達成するイメージ、自分なりの「こうしたら絶対うまくいく!」のイメージをもって動ける。自分の考えをどんどんアウトプットしていく、それに共感してくれる上司がいる。その連鎖が起きるとさらに強い組織に変わっていくと思うので、シゴトのチカラ含め草の根的に、地道に施策を重ねていきます。

まずは課長やマネージャー層から、最終的には一人一人がその状態になって動ける組織を目指したいですね。

※ 2022年10月取材。部署・役職等は掲載当時のものです。
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